毛布は、どんな素材があると思いますか?
大きく分けて、アクリル系(ポリエステル、マイクロファイバー等)
の毛布とウールの毛布があります。
アクリル系の毛布は、インターネットなどで大安売りで
競って販売されています。ですから、大変、安価に
お買い求めできます。
素材の特長としては、断熱効果はあります。
その反面、水分は、吸収しにくく、寝汗は吸ってくれません。
ですから、睡眠中のおふとんの中は、蒸れて寝苦しく
感じます。汗を吸わないため、明け方は、おふとんの中
が、かえって冷えてきます。
羽毛ふとんの下にこういったアクリル系の毛布を使って
おやすみになると羽毛ふとんの良さがなくなって
しまいます。
日々、技術の進化にともない、やわらかく肌ざわりがいい
ため、おふとんにはいった時は、暖かい感じがします。
しかし、アクリルは、化学繊維です。どんなに技術が
進んでも繊維そのものの性質まで、変えることは
できません。最近では、ミンクタッチとか、ムートンタッチ
とか新合繊とか、いろいろなネーミングで販売されています。
言いかえると、アクリル系の毛布は、イミテーションなのです。
なんのイミテーションかとというとウール毛布の
イミテーションなのです。
毛布をお使いになるのであれば、やはり
吸湿性・発散性に優れ、保温性もある天然素材の
ウール毛布がオススメです。
特に、冷え症、寒がり、汗かきの人は、アクリルの毛布は
掛け用、敷用、どちらにしても控えたほうが
いいですね。
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